特殊外来
当院では禁煙外来、睡眠時無呼吸外来、腫瘍循環器外来、あしの外来、フットケア外来の5つの特殊外来を設けております。
それぞれの診察時間は下記のとおりです。
特殊外来 | 診察時間 | 担当 |
---|---|---|
禁煙外来 |
|
調整中 |
あしの外来 |
|
担当医 |
フットケア外来 |
|
担当看護師 |
禁煙外来
【以下の禁煙補助薬で禁煙を助けます】
- 飲み薬 (チャンピックス)
- 貼付薬(ニコチネルTTS)
《これを満たせば保険診療が受けれます。 》
- [1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数が200以上
- ニコチン依存症を診断するテストで5点以上
- 直ちに禁煙を希望している
- 禁煙治療を受けることに文書で同意している (問診の時に署名するだけです)
- 味覚・嗅覚が敏感になり、おいしく感じるようになります。
- 咳・痰が改善します。
- 心臓病のリスクが低下します。
1年で1日1箱吸う人なら・・・貯まった金額で大型家電を買い替え
- ※1箱400円とする
- お金が貯まります。
意外に知らないタバコの害があります。タバコを吸い続けると顔にも変化が出てきます。
- 【スモーカーズフェイス】
- ファイザー(株)禁煙サポートコンテンツより引用
あしの外来
「あし」は「第二の心臓」という言葉があります。「あしの病気」の早期発見・早期治療は健康寿命の延長にもつながります。 「あしの病気」の代表である「下肢閉塞性動脈硬化症」は、糖尿病や高血圧を有する方、喫煙歴が長い方に起こりやすい病気ですが、進行すれば下肢の切断に至ることがあります。当院ではこれまでも「あしの病気」に対する診療を行ってきましたが、より充実した医療を提供できる体制を整えました。
以下のような症状がある方は、是非一度「あしの外来」に受診してください。
- 歩くとあしが痛む方
- あしにキズ(潰瘍・壊疽)がある方
- あしが冷える方
- あしがよくしびれる方
- あしがむくみやすい方
- 無症状であっても、糖尿病、高血圧、喫煙歴があり、あしの血流評価をご希望の方
受診されました患者様に対しては、その日のうちに、あしの血流を評価するためのABI検査、超音波検査、CT検査などをさせて頂き、検査結果によって適切な治療を提供させて頂きます。潰瘍や壊疽がある方に対しては、近隣の皮膚科や整形外科への相談もさせて頂きます。
かかりつけ医をお持ちの方は、紹介状を持参の上、受診の予約をお取り頂きますようにお願いいたします(紹介状の持参が困難な場合は、なくても構いません)。
※ 下肢静脈瘤については、これまで通り心臓血管外科 西村善幸宛にご紹介をお願いします。
フットケア外来
当院は循環器専門病院ですので、狭心症や心筋梗塞の患者様の治療を行っていますが、受診される患者様の多くが糖尿病も合併しておられます。糖尿病の合併症である神経障害と下肢の血流障害は、足病変のリスクを高めるとされています。糖尿病による足病変は、気が付かない間に足の傷が悪化したり、潰瘍になったり、ひどくなると切断の可能性もあります。そのため足の観察やケアはとても大切です。
そこで当院では、足病変のリスク評価と合併症の早期発見を目的としたフットケア外来を設立し、糖尿病患者様の足の観察とともに、足を守るための方法や血糖コントロールの必要性・セルフケア指導を行っています。
- 足の感覚のテスト
- 足の指の処置
- 足の爪の処置
タバコを止めたいと思っても止められないのは、ニコチンに侵されているからです!!
タバコに含まれるニコチンは喫煙者の脳に作用してホルモンのバランスを崩し、タバコが切れると『イライラする』『集中できない』『 どうしてもタバコが吸いたい』という衝動を起こします。喫煙によりこれらが消失して『ホッとする』『落ち着く』という気持ちになりますが、これ が『ニコチン依存』といわれるもので、禁煙しにくくさせている最大の原因です。
また、タバコを長年吸ってきたことにより習慣になっている とか、手持ち無沙汰の解消とか、間を持たせる、などの依存があるため、なかなか禁煙しにくいと言われています。
お医者さんと禁煙すれば、あなたに合ったアドバイスを受けられるほか、禁煙の治療薬を処方してもらえるので、禁煙の成功率が高まると言われています!
2006年から、健康保険等を使って禁煙治療が受けられるようになりました。
ニコチン依存度をチェック!!
当院では毎週水曜日の午後3時〜6時まで禁煙外来を行っています。
禁煙外来は3ヶ月間で5回通院していただきます。5回の禁煙外来を受診していただいて、費用は2万円程度です。例えば、タバコ20本/日を吸っているとすれば、かかる費用は420円×30日×3ヶ月=37800円となりますが、これを思えば、負担も楽ですね。